小さな波に揺られて

新米エンジニアの徒然日記

TOEIC やらかした

ものすごく久しぶりに更新します。

 

最近,会社でTOEIC(社内受験なのでIPテスト)を強制受験させられました。

 

こないだ受けた点数は,550点

 

完全にやらかしたましたわ。

いや,なんでこんなに下がるよ。。

 

昨年受験した際には,730点以上は安定的に取れていたんです。

とはいえ今回の原因は,自分でもわかっています。

完全に勉強不足。

というか,1年以上TOEICの問題に一切触れていないのが原因です。

まぁそうなるわ,という感じ。

 

普段仕事で使う英語は,取引先とメールでやり取りするくらい。

だから,リスニング力は上がらないし,スピーキング力はいわんや。

メールとて翻訳機能で乗り切れちゃっています。(言い訳だけど,でも便利すぎます。)

 

 

というわけで,数日前から勉強を再開しました。

んで,自費でTOEIC受験申込みました。

7000円って高くないですか?TOEIC協会さん。

いつのまに値上げ,おったまげー

 

まずは,TOEIC参考書を探します。

さぁ,どうなることやら。

三日坊主にならないことを目標に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【読書日記 No.3】 拝啓、本が売れません。

【読書日記 No.3】

拝啓、本が売れません 額賀 澪 著

 

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この本を手に取った理由は、

近所の有隣堂に平積みされてて、薄くて読みやすそう!というのと、

刺激的なタイトルに惹かれたから。

 

本が売れなくなって久しいと言われる。

実際、全国出版協会のホームページをのぞいてみると、

販売金額の推移が掲載されている。

それによると、1996年をピークに書籍・月刊誌・週刊誌いずれでも続落している。

 

 

そんな、作家さんの窮状をポップな表題にして訴えたのが本書。

 

自分はいつも「読み手」なので、「作り手」の立場を考えずに読んでいる。

でも、この本を読んで、作家さんの苦悩の一端が垣間見えた気がする。

 

印象に残った部分;

売れる本の条件

 作家さん自身;「読んでほしい読者像」に対して自信を持って書く

→編集者;作家さんとともに推敲

→デザイナーさん;書店でインパクトを残す”強力な”表紙を作り上げる

→書店員さん;ポップや売り場レイアウトの工夫で客に訴求

→編集者;映像化、アニメ化、グッズ化etcされることで収益の多角化&多方面のファン獲得

 

作家さん、編集者の二人三脚で売れていくみたいな話は、

昔、情熱大陸のスーパー編集者 箕輪さん特集で見たので、なんとなく知っていたけれど

作家、編集者、デザイナー、書店員の”四位一体”で出版不況に立ち向かい、収益化につなげているということを知った。

 

出版不況の時代に、決して現状に対して手を拱いているわけではない、

書籍づくりに携わる人たちの陰での熱い奮闘を学べる本だと思った。

 

僕なんかが本を買うことで、

作家さんを応援する!というのは、おこがましいから嫌いな表現だけど

本書を読んだら、本を買いに行きたくなる気分にさせてくれる 

そんな一冊。

 

読書の秋、そうだ本を買いに行こう。

 

 

【読書日記 No.2】 道をひらく

【読書日記 No.2】

松下幸之助 著 道をひらく

 

本が本なだけに、ちょっと硬い文体で感想。

 

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この本は、前からずっと読みたいと思っていたのだけれど、なかなか時間がなくて読まずにいた。

 

松下幸之助は、言わずと知れた戦後の大経営者。

 

本書は、初版 1968年。

 

僕なんかは、生まれてもいない時代。

 

 

この本を手に取ったきっかけは、名著だということは知っていたのに加えてカバーデザインがちょっとポップな感じだったから。

 

読了して、思ったことは

 

単なるビジネス・ハウツー本の類ではなく、もはや道徳の教科書に分類してもいい本だと感じた。

 

もう、全章にわたって含蓄のある至言ばかりだけども、

 

僭越ながら、以下、個人的に印象深かった部分を要約・列挙する。

 

働き方のくふう の章

「額に汗するばかりではなく、1時間少なく働いて今以上の成果を上げて楽をしろ」

2020年でこそ働き方改革が声高に叫ばれている。1968年なんて高度経済成長のど真ん中にあって、汗水たらして働くことが至上という価値観があった時代。この文言は、現代の僕らがまさに取り組まんとしていること。やはり、稀代の経営者が持つ視座ははるか遠い未来を見ていたのだと感じた。

 

敵に教えられる の章

「人間の情には、己が正義で、相手が不正義という情がある。倒すだけが能ではない。互いに教え教えられつつ、進歩向上する道を進みたいものである。」

昨今、SNSを見れば論破合戦が多く見受けられる。特に、倒すだけが能ではない。(≒倒した気になっているだけが能ではない。)の部分。これは、まさにその通りだと思った。確かに、他人の意見に隷属することが是ではないし、何事も話し合えば解決できるわけではない。ただ、相手の意見からも学ぶものがあるという視点で物事を見れば、腹も立たないし、その議論から何か建設的発展があるのではと感じた。

 

 

本書の根底にあると感じたキーワードがある。

 

「素直さ」

このキーワードは、多くの章で、(時には)様々な表現方法で記されている。

 

おそらく松下さん自身が、多くの経営者や従業員を見てきて感じた一人の人間として大切なことが、「素直さを持つ」ことだったのだ。

 

素直さを持つことは、人間としての成長を促す。

 

もちろんこのことは頭ではわかっているけれど、大人になるにつれ頑固さが染みついていく。

 

だからこそ、松下さんは、警告しているのだろう。

 

素直さ と 思考停止すること は、同義ではない。

 

僕も自分なりの矜持を持ったうえで、吸収力の高い人間になりたい。

【読書日記 No.1】 独身サラリーマン 鈴木の生態1

【読書日記 No.1】

 

都度、読んだ本を備忘録として残していこうと思います。

 

読書といっても、今回は、漫画です。

 

鈴木マ球 作 独身サラリーマン鈴木の生態1

 

を読みました。

 

主人公は、株式会社いいトラベル 入社15年の独身サラリーマン 鈴木。

システム・ウェブ課に所属。

 

長い独身生活ゆえか、こじらせて、どこか達観している鈴木。

 

しかし、周囲を見渡すと、上司は既婚者で嫁の弁当自慢、後輩は合コンでモテモテで、

いつも独身をいじられる始末

 

そんで、残業後の楽しみは、オリジン弁当の酢豚が残っていた時、サウナ、チューハイ。。。

 

でも決して、悲壮感が漂っているわけではないのが読んでて気持ちいいです。

 

いやー、自分もですが独身サラリーマンが頷いて同意できる場面が多いと思います。

 

このご時世、こういったユルイほのぼのとした漫画は見てて癒されました。

 

独身の呪縛が、どう鈴木に影響していくのか今後の展開が楽しみです。

久しぶりに大学への数学を買ってみた

タイトルまんまです

 

値段上がった!?

あれこんな値段だったけ?

 

高校生時代の僕の小遣いなら毎月買うには躊躇するレベル

 

そんなこんなで今回勝買った理由は、

 

別に、大のオトナが、学コン挑戦しようっていうわけじゃないんだからね(*ノωノ)

 

だが、心配はいらなかった、もう全く解けない、、(苦笑

 

あのころなんで解けたんだろう、、

 

 

 

受験生の皆さん頑張ってください!

 

××年以上前の受験生より

 

 

婚活女性の6割が、最低700万円マンを希望という記事を見て結婚に絶望した話

こんにちは

 

かりんとうです。

 

 

 

未婚女性の6割が年収700万円マンを希望しているというネット記事がありました。

 

 

社会学がご専門の大学教授によって執筆された記事でしたが

 

記事の要点は、

 

若い男性の経済格差拡大により女性の高年収志向が、より顕著になった

 

愛があれば生きていけるロマンチスト女性が減った

 

一方で、結婚しなくてもいいと考える女性(男性も)は昔より有意に増加している

 

というものでした。

 

 

もちろん、記事の執筆者は社会学がご専門の教授なので

学問として研究しておられるので

統計データを引用しながら解説されていました。

 

 

まぁね、でも統計データを見るまでもなく

そりゃそうだろうなと肌感覚でわかりますよ・・・

 

 

ああ無情・・・

 

 

記事では、700万円という数字の根拠は、

超人気女性ファッション誌 「JJ」のアンケートによるものだそう

 

 このJJという雑誌、本屋さんで見かける程度で、

僕は中身は一切読んだことないので詳しく知りませんが

調べてみると10代後半から25歳までの女性がメインターゲットとのこと

 

 この雑誌の年齢層は低めなので、

若さという圧倒的武力を装備した乙女の皆様のご要望と解釈できそう・・・

 

 

無論、そんな夢見る乙女たちが結婚するであろう男性の年齢別平均年収は、

国税庁民間給与実態統計調査(H26)によると、

 

20~24歳 248万円 
25~29歳 344万円
30~34歳 392万円 

 

らしいです。

 

 

中央値は、もう少し低いでしょう

 

結婚するなら住むとこも重要でしょうから、

物価も考慮した地域性も大いに考える必要もあるでしょう。

(そら、中小企業男子と港区IT系イケイケハッスルマッスル男子が

同じ給料なわけないでしょうよ)

 

 

まぁ、でも日本人全体男子で均せば、

この年収らしいです

 

 

んで、僕がこのデータを武器にして、

ざまぁ見ろ!!

700万円マン(できれば+イケメン+高身長)

なんてほとんどいねぇんだよ!!

とまくしたてたいわけではないです

 

 

むしろ逆ですよ

 

 

このデータを武器に、

豆腐メンタルを完膚なきまでに破壊されました。

 

 

そういや、僕も気づけばアラサーです

そうこうしてるうちに、気づけば40代

気づけば・・・

もうやめよう

 

 

さて、

年収1円でもアップ目指して

とりあえず明日からも仕事頑張ります(`・ω・´)

 

 

 

世の先輩方のアドバイスお待ちしてます。

 

 

 

 

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街中で見る光景

若くてめっちゃきれいな女性がお世辞にも

かっこよくない男子と歩いてるのは

やはりそういうことか・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今こそ大学受験に「大学への数学」が必要か不必要か決着をつけよう

大学への数学

 

みなさんは、この雑誌をご存じだろうか?

 

 

 

通称

ー  大数  -

 

 

 

東京出版社長であった黒木氏によって1957年に創刊された

由緒ある受験数学の月刊誌である。

 

この雑誌は大学入試問題の数学を様々な観点から分析したページと

巻末には応募型の数学コンテストである

学力コンテスト(通称 学コン)から成る。

 

この学コンは、受験生参加型の数学問題で

文系は3問

理系は4問 or 6問

の歯ごたえのある数学の問題を解き、応募する。

そして、その点数によって成績上位者には巻末に高校名と氏名が掲載される。

 

なにを隠そうこの雑誌は、

かのフィールズ賞受賞者の森先生

ノーベル賞受賞者の天野先生

錚々たる超一流の学者が

中高校生時代に格闘し、絶賛し、世の数学少年を虜にしてきた受験誌である。

 

 

 

ここで、受験参考書(に限らないけど)について回る風評、

参考書の評判は受験生にとっては超重要な情報であるがー

一般的に言われるメリット・デメリットを挙げてみた。

 

 

メリット

 

・東大や京大を目指すハイレベルな受験生や進学校在籍の学生の応用練習になる。

 

・一般的な問題集に掲載されるような標準問題だけでなく思考力が試される問題も

多く収録されている

 

 

デメリット

 

・解説が簡素なため、理解に時間がかかる場合がある

 

・ハイレベル向けの問題、記事も多く、万人向きではない

 

 

 

今回の記事の目的は、「大数が受験に要るか要らないか」の議論である。

 

 

 

以下長々と自分語り(読み飛ばしてもいいです)

 

この大数という雑誌

僕も受験生時代にやっていた・・・(´・ω・`)

 

 

高校時代この雑誌は僕の高校内ではあまりいい評判ではなかった。

 

 

なんでかっていうと、

チャート式数学 万歳!

スタンダード数学 万歳!

だから チャート式の出版元の数研出版 万歳!!

っていう宗教的な風潮が先生方の間に存在していた。

 

だから、大数をやってるやつは隠れキリシタンだったわけだ。

 

僕は、この宗教弾圧から遁れるために大数をしていることを公言しなかった。

 

 

僕は決して成績優秀ではない低空飛行の極めて凡骨な学生だった

一日中同じ問題を考えて

考えて

考え抜いて

やっと解けたときの快感がたまらなかった。

 

もちろん僕は前述のとおり優等生ではなかったので、解けない問題の方が多かった

 

でも、解けた時の喜びは何にも代え難かった。

 

そんなこんなで、

考え抜いて、

運よく問題にハマったとき

学コンに応募した

そして、成績優秀者として巻末に名前をほんの数度だけ載せてもらった。

 

僕のきったない答案を添削してくださった添削者の皆様(通称 学コンマン)

本当にその折はありがとうございました。

 

 

 

 

で、本題に戻ります。

 

少々、本文タイトルは盛りました。

すみません(;'∀')

 

「大数が必要か否か。」

 

僕の答えは、

 

 

”高み”を目指す人にはぜひやってほしいということ

 

 

ここでいう”高み”は、

東大、京大のようなハイレベル大学を目指す ”高み” という意味だけではない

考える面白さを知りたい人、

とかく強制になりがちな受験勉強に主体性を持たせたい人

もここに該当すると思う

 

学生さんの視点に立てば、

チャート式などの標準問題を丸覚えして合格を勝ち取る。

それも、少ない時間の中で多くの科目を勉強しないといけない受験生の戦略としては至極全うなものである。

 

しかし、大学合格は本当に通過点でしかない

 

俺らは、うちらは、数学だけやってんじゃねーよ

いっぱいやることあんだよ!(怒り

 

わかります、

少ない時間で時間で受験生が多くの科目をやりくりしているのは痛いほどわかります

僕もそうでしたから

 

ですから時間の許す限りでいいから、

あーでもないこーでもないと考えて

「思考力」を鍛えることは大学入学後も絶対にプラスになると思います。

 

 

 

ここでいう「思考力」は、

・最後まで考えきる忍耐力

・論理的思考力

の2つの側面を持っていると思います。

 

 

 

今までの時代は知識をぱんぱんに詰め込んで

試験会場に向かえばよかったのです。

 

これからの時代は、

AIの発達により

知識を詰め込んだ暗記が得意なうんちく物知り博士が礼賛される時代ではなくなっていくでしょう。

 

囲碁のアルファ碁や将棋のボナンザを見れば明らかでしょう。

天才棋士でさえ、圧倒的な情報を学習させたコンピュータには勝てない時代がやってきました。

いわんや、僕らのような凡人をや。

凡人が知識を覚えるには限界があり、コンピュータには勝てません。

 

でもこれからの時代に要請される能力は

人間らしさを前面に出した

アイデンティティを問われる時代になるでしょう

 

そこでは「思考力」が必要です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

さぁ大数をやって思考力を身につけましょう!!

 

 

 

 

 

注1) 何も数学だけが思考力を鍛えられる学問とは思いません。

 

しかし、せっかく高校で数学を勉強する機会があるなら

 

それを活用すればうまく自分の糧にできるかもというお話でした。

 

注2) 僕は、大学への数学の回し者ではないです。

 

注3) 学校現場の先生方へお願い

 

先生方には長年培われた独自の指導法。ノウハウがおありなのは十分理解しています。

 

しかし、それは他者の勉強法の否定

(チャート式以外認めんぞ!というような排他的な指導)

によって成り立つべきものではないと考えます。

 

私の知る素晴らしい先生方は、自らのノウハウを惜しみなく披露し、

生徒ファーストの視点に立って、時には指導法を柔軟に変えておられたのを鮮明に覚えています。